呉市と広島文化学園大学・短期大学の連携推進会議を2017年2月10日、本学の呉 阿賀キャンパスで開催し、文部科学省の私立大学研究ブランディング事業に選ばれた「地域共生のための対人援助システムの構築と効果に関する検証」について説明し、活発に意見交換を行いました。
研究ブランディング事業のスポーツ・健康福祉研究部門は、大学の山﨑昌廣客員教授が「障害者・高齢者に対する健康福祉支援としてのインクルーシブ・スポーツモデルの構築」と題して説明。看護・医療福祉部門は、看護学部の土肥敏博教授が「対人援助研究の推進 看護 来んさいカフェ」「超高齢社会における高齢者・認知症者の健康及び世代継承性・社会貢献活動に関するHBGカフェモデルの構築」について説明しました。
これを受けて、呉市と本学が認知症カフェ・高齢者カフェの設置による市民の健康増進やアダプテッドスポーツによる対人援助について、共同事業・連携を進めていくことを確認しました。
また、2018年4月に設置計画中の人間健康学部スポーツ健康福祉学科などについても説明し、今後の呉市と本学との連携について話し合いました。
協議には、呉市の近藤昭博企画部長、川本善信企画課長、品川裕一市民部長、上東広海文化スポーツ部長、下山義夫都市部長、原垣内清治福祉保健部副部長、他関係者2名の出席を得て、本学からは、田中宏二学長をはじめ9人の委員が出席しました。
呉市との連携推進会議を開催 開会挨拶する田中宏二学長
呉市側連携推進委員の方々 インクルーシブ・スポーツを語る山﨑客員教授
「来んさいカフェ」について説明する土肥教授 期待される研究成果にも言及
設置計画中の人間健康学部について説明 郷原キャンパスに整備中のスポーツ施設を紹介